顧客の見つけ方
会社員時代に知り合った人
会社員時代に知り合った人や、一緒に仕事をしたことがある人は、自分の仕事ぶりをある程度知っています。
そのうえで、得意な分野や、スキルなどが認められれば、個人として仕事を振ってくれます。
気心が知れた人であれば、仕事上の相談もしやすいです。
会社に属している人なら、ある程度のポジションでないと、「フリーランスの人材を使おう」という決定ができないため、会社内である程度偉い人か、そこに繫がる経路があればよいと思います。
仕事で知り合った人なら、自分の仕事のジャンルや得意分野と近いところの仕事をしている人でしょうから、仕事の依頼があったときに「できないから断ろう」のアンマッチが少ないと思います。
人脈が広そうな知り合いのツテ
人脈が広い人であれば、自分の仕事に繫がる知り合いを紹介してくれるかもしれません。
実際に私は、人脈の広い知り合いに、ソフトウェア会社の方を紹介して頂き、今もその会社から仕事を頂いています。
この場合も、会社に属している人なら、ある程度のポジションでないと、「フリーランスの人材を使おう」という決定ができないため、会社内である程度偉い人を紹介してもらえるといいと思います。
エージェントを通す
・良いツテが見つからない
・フリーランスとしての働き方がわからないから教えてほしい
・自分でもフリーランスになれるのだろうか?
・交渉とか苦手だから任せたい
・持っている/やりたいことがニッチすぎる
・もっと良い案件はないか?
などという場合、エージェントを通すのがよいと思います。
担当者と面談し、自分のスキルの棚卸し、書類作成、取引先との交渉まで行ってくれます。
メリット
・自分の代わりに仕事を見つけて、仲介のプロとして営業してくれる
・エージェントによっては、給与保証や確定申告の代行も行っている
・自分で見つけるよりも、たくさんの種類の案件から選べる
・”報酬UP”等の、案件途中での取引先との交渉を行ってくれる
デメリット
・仲介料が取られるので、自分で交渉できる人は手取り報酬が下がる
・取引先常駐での週5日勤務案件が多い
登録は無料なので、一度登録してエージェントとお話ししてみるのもよいかと思います。
・世の中にはどんな案件がどのくらいの価格感で存在するのか?
・自分のスキルならどのくらいの単価が妥当なのか?
ということも知ることができます。
エージェント経由で仕事をするうちに、ツテも出来てきて、エージェントを介さずに仕事を獲得できるようになっていく可能性も高いです。
経歴書・スキルシートを作って、価格を伝える
実際に仕事を頂く段階になると、案件ごとに見積りを出して、案件内容に対しての条件や価格の交渉となります。
ですが、実際に案件の話を頂く前に、「どんなスキルや経験があって、大体どの位の単価でお願いできるの?」というお話になることが多いです。
そのときに、見せられる資料を作っておいた方がスムーズに話が進みます。
・職務経歴書
・受けられる仕事や持っているスキルをまとめた資料
・希望条件をまとめた資料
– 単価
– 稼働時間
– 勤務地
などを記載
「フリーランスなら職務経歴書があれば履歴書はいらない」と思っていましたが、履歴書が求められることも多かったので、履歴書も作っておくと安心です。
資料の内容や、単価の決め方など、詳細については別記事に書きます。
不義理をしては絶対ダメ!
フリーランスは信用が命だと思います。
守ってくれる会社も上司もいません。
自分の行いが全て自分に返ってきます。
仕事を頂いている会社だけでなく、周りの人に不義理をしてはいけません。
信用が落ち、仕事がなくなってしまいます。
思わぬところで噂になって、実際に関わったことがない人にまでその噂が回っていたりします。
私は「不義理をせず、スジを通す」を常に念頭に置いています。
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