フリーランスでかかるお金

フリーランス
フリーランスとして働くと、仕事をする上で必要なお金(経費)は、全部自分で出さなくてはいけません。

この分を考慮して自分の単価を見積もらないと、赤字になってしまいます。

具体的にどんなお金がかかるのか書きます。

こんなお金がかかる

私もそうですが、基本的に在宅で仕事をする場合について記載します。

会社員時代と比べてプラスでかかるお金は主に以下です。
・交通費
・会議費
・機材代
・勉強代

交通費

お客さんの会社や、打ち合わせ先までの交通費がかかります。

・電車賃
・ガソリン代
・駐車料金
などがかかります。

受ける案件によって、どのくらいの費用がかかるのか、見積もり段階でお客さんと相談して、赤字にならないように見積もりに含めましょう。

会議はどの位の頻度で行う?お客さんの会社まで出向く?Web会議でOK?など、お客さんと相談して、ざっくり多めに見積もっておくと良いと思います。

場合によっては、飛行機代や、宿泊代、高速料金、レンタカー代など考慮する必要もあるかと思います。

例えば、「農業関係のシステムで、北海道まで実験しに行かなければならない」という場合。
東京在住の人は、往復の飛行機代 + 空港から現地までのレンタカー代 + 宿代 がかかったりします。

会議費

カフェ、貸会議室、コワーキングスペースなどで会議をする場合、会議費がかかります。

見積もり段階で、「外での会議費はどちらが払う」ということを相談できれば良いのですが、私の経験上、そこまでは決めないことが多いです。
「予約時に払っておいたので大丈夫です。」とか、「ここは私が出すのでいいですよ」みたいに、その場でなんとなくどちらかが払うみたいなパターンが多いです。

外での会議が発生しそうな案件の場合、この分の代金をざっくり見積もりにプラスしておくと良いと思います。

機材代

仕事で使うアイテムは、すべて自分で用意する必要があります。

私の場合、ITエンジニアなので”PC”は必須です。

会社員の場合は、会社が用意してくれますが、フリーランスになると、ハイスペックで高価なPCは自前で用意しなければなりません。
結構な出費です。

「案件ごとに用意しなければならない特別なモノ」であれば、案件ごとに見積もりに含めることができますが、「その職業に就く上で基本的に必要なモノ」は、自分で用意しなければなりません。

この分の代金は、案件ごとの見積もりに乗せられないので、ランニングコストとして自分の単価に上乗せしておくと良いでしょう。

勉強代

・本を買う
・セミナーに行く
など、スキルアップのために必要な費用は自分で出さなければいけません。

会社であれば、会社の蔵書として用意してくれていたり、セミナー費用を会社が出してくれたりする場合もありますが、フリーランスではそうはいきません。

その他、考慮すべきお金

・家賃
・携帯代
・電気代
・ネット代 など、
フリーランスになったことで金額が増える場合は考慮すべきでしょう。
単価に上乗せしましょう。

細かいところだと、以下も考慮すべきです。
・封筒代
・文房具代

また、フリーランスの場合、国民健康保険、国民年金に加入することになります。
会社員に比べてこれらの保険料は高いので、その分も考慮すべきです。
この件については別の記事で書く予定です。

コメント

  1. […] こちらの記事でも書きましたが、フリーランスとして働く上で必要な経費を上乗せしておかないと、↑の基準単価からマイナスになってしまいます。 なので、この基準単価に経費分を+αしていきます。 […]

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