単価の決め方

フリーランス
「単価」について書きます。

単価を決めておかないと

フリーランスになると、報酬はクライアントと相談のうえ決めることになります。
その際、自分の単価を決めておかないと、買いたたかれたり、不満が残るまま仕事をすることになりかねません。

見積もりを出す前に、案件の内容がはっきりわからない段階で打ち合わせをして、「ざっくり金額感教えてください」と言われることも多いです。
この時に、単価を決めておかないと、ざっくりでも金額が出せません。

エージェントを通さずにクライアントと直接交渉する場合、「このくらいの仕事ならこの価格で請ける」という単価基準を持っていた方がスムーズに進みます。

よくある依頼の仕方

・○○の引き合いがあるのですが、大体どのくらいで出来ますか?詳細はまだわからないのですが…
・まずは金額感を知りたいので、○○っていくらくらいでできますか?

みたいな感じで、何やるか決まっていないのにざっくりの金額だけ聞かれることが結構あります。

こんなとき、単価が決まっていると、だいたいの工数を予想できれば単価との掛け算でざっくりの金額感が出しやすいです。

「概算ですが、××と△△を前提として□か月で○○円位で出来ると思います。正式なお見積りは、詳細お聞かせいただいてから改めてお出しします。」みたいに回答します。

単価の決め方

私が考える単価の決め方を書きます。

基本は時給で考える

「時給~円貰わないと割に合わない」という額があるかと思います。

極端な話「時給700円換算になるなら近くのスーパーで働くわ!」となりますよね。

これは極端な例ですが、以下のように考えてもいいかと思います。
・会社員時代に貰っていた給与を時間で割って時給換算する
・「このバイトするよりは高く貰っていいだろう」というバイトを見つけてきて、その時給
・同じくらいのスキルを持った人や、同じ分野の人の相場を調べて適用する
→相場がわからなければ、一度フリーランス紹介専門のエージェントとお話ししてみるといいかもしれません。

これで「月XX時間稼働だと、月○○円位で請ける」という基準ができます。

経費の上乗せ

こちらの記事でも書きましたが、フリーランスとして働く上で必要な経費を上乗せしておかないと、↑の基準単価からマイナスになってしまいます。
なので、この基準単価に経費分を+αしていきます。

結局は”言い値”

相場はあれど、正解はありません。

結局は”言い値”です。

仕事に対しての報酬が、自分にとってもクライアントにとっても”妥当”以上であればよし、ということです。

単価を元に、案件詳細を聞いて見積もりを出して、仕事を頂き、クライアントにとって納得感や満足感が得られるようないい仕事をすればOKだと思っています。

見積もりの出し方はまた別の記事で書きます。

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