ベンチャー企業入社から退職までの経緯

ベンチャー企業
入社から退職までの経緯を書きます。

入社の経緯

育休明けの数ヶ月後、私はベンチャー企業に転職しました。
きっかけは、そこで働いていたメンバーのツテです。
決して景気が良いわけではないIT企業で、毎日出社して時短勤務で仕事を続けるより、良い条件だったため転職をしました。
・自宅勤務を基本とし、出社は時々でよい
・給料はソフトウェアハウスよりも高い
・時短勤務でよい
・仕事が回っていれば休みは自由に取ってよい
・事業内容も面白そう など

労働に割く時間が同じであれば、面白いと思える仕事のほうがいいかなという気持ちもありました。

入社後

はじめは、ベンチャー企業のユルさが新鮮で、平日に子供と動物園に出かけたり、「こんな仕事内容でお給料貰えるなんて最高」と思っていましたが、次第に雲行きが怪しくなってきました。

入社数ヶ月後

入社数ヶ月後、徐々にずさんな経営状況が見えてきたのです。
一言で言えば、「経営されていない」状態でした。

ここで辞めなかった理由

まずいと思った私は、自分のできる範囲で何とかしようと思い、経営上足りていないであろう部分を見つけて、ITエンジニア以外の仕事もしました。
転職後、入社数ヶ月で辞めるのは、色々と不利だったためです。
時短勤務の子持ちママを正社員雇用してくれる新たな転職先を探すのは大変だと思いました。
また転職すると、次に安心して妊娠できるタイミングが遠のいてしまうという思いもありました。
(「転職後1年未満では育児休業の申し出を拒否することができる」という法律があります。1年経った後でも、転職先の雰囲気もありますが、いくら法律で決まっているとはいえ転職後すぐの妊娠は少し躊躇ってしまいます。)

だんだんと深みにハマっていく

足りていない仕事をこなすうち、会社でのポジションがどんどん重要で代わりの効かないものになっていきました。
在宅勤務では無理な仕事も多く、平日は毎日出社し、勤務時間も長く、朝から夜まで仕事をするような状況になっていました。
大きい判断をする場面も増え、経営判断を仰ぐべき経営者との距離も近くなっていきました。
業務量も増え、広範囲になりました。
(今思うと、ここで範疇外の仕事に首を突っ込んだのが間違いでした。)

仕事は、やってもやっても終わりが見えなかったのですが、自分なりに収束させようと奮闘していました。
「ある程度収束すれば、今まで超過して働いた分の休みを取って子供と遊ぼう。そのあとは元の勤務条件で働き、子供とたくさん一緒にいよう。」それを目標に頑張っていました。
しかし、経営者と意見が合わないことが多々あり、「収束しかけていた事がまた発散してリセットされる」ということが繰り返しありました。
モチベーションは下がり続けました。

とうとう退職を決意

そんな中、とうとう給料の支払いがストップしてしまいました。

給料が出ないのに仕事をする意味はないので、退職を決意しました。

退職にあたり、自己都合/会社都合退職の違い、失業保険についてなど、色々と調べてから退職の意向を伝えました。
この辺りは別の記事で書きます。
自己都合/会社都合退職の違い

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